森の健康診断

森の健康診断とは。「愉しくて少しためになる」を合言葉に、市民が森林ボランティアや研究者と一緒に流域の人工林に分け入り、科学的に調べ五感で体験するのが森の健康診断です。 間伐遅れの人工林は一見すると緑豊かですが、中に入ってみるとうっそうとして光が差し込まないため、地面にはほとんど植物がなく、土がむき出しになっています。こんな林では雨滴(雨の水滴)にたたかれて土が流れ出し、木の根がむき出しになって、大雨で土砂崩れが起きる危険性があります。林内の植物の種類数と量は、林内の明るさや標高などによって変わります。林内の明るさは、木の本数や太さ、高さ、斜面方位などによって変わります。森の健康診断ではこうした項目を、実際の人工林に入り、100円ショップでそろえた道具で簡単に測定することで、参加者のみなさんに、「健康な人工林」、「不健康な人工林」の様子を「五感」と「数値」の両方で感じていただきます。同時に、広域でいっせいに測定されたデータを集めることで、上記の質問に科学的に答えるための基礎となる情報を蓄積することをめざしています。 これまでの経過 (1)調査地点の設定 (2)植栽木の調査 以上の調査結果を基に、林分形状比や相対幹距を求めます。林分形状比は75~80以下、相対幹距は17~20%であれば健全な林分と考えられます。